2020/06/30

移植①4AA

偶然ではあるけど、幸運にも最初の4回の採卵は毎回1個ずつ胚盤胞を得ることができた。

そのせいで私は「毎月1個くらいは良い卵あるんだな!」なんて呑気に思ってしまった。

だから、採卵を始めた当初は胚盤胞を6つ(2人目の分も含め)用意できたら移植に移ろうと考えていました。(考えが甘かった!)

でも、私はAMHが0.6以下。(一年経って今現在は0.15)

取れる卵が少ないから、私にとって胚盤胞を得ること自体がとても大変なことでした。


今回、 初めての移植。

前回の採卵で胚盤胞ができなかったことにショックを受け、頭を切り替えたくて移植をすることにしたんだと思います。

主治医の留守の際、代わりの先生が私の胚盤胞のストック4つを見て

「1人は確実、2人は微妙。」
と言いました。
その言葉を真に受けていた私は、移植さえすれば妊娠するのだと思い込み、ワクワクしていました。

移植当日、午前10時に来院し、トイレを済ませる。
術衣に着替え、飲み物を飲み尿を溜めながら一時間半くらいスタンバイ。
移植は11:30〜12:00くらいだった。
採卵と違い意識があるので緊張するが、時間は10分くらい。

内膜の厚さ:13mm
解凍後の移植胚盤胞:4AA

モニターを指差しながら「ここに移植します」と先生。
一瞬キラッと光るからね、と言われ、凝視。
確かに一瞬きらっとしたのが見えました。
不思議な感じ。胚盤胞が見える?なんて。

移植後は横になって休憩する必要もなく、すぐにトイレに行ってもOKとのこと。
トイレ我慢していたので、すぐトイレに行ってから着替えて帰宅。

普通に生活して良いと言われても、なんとなく大事にしちゃう。

2020/06/08

⑤凍結結果【なし】(体外受精5回目)

 採卵2個 →受精卵1個 → 胚盤胞なし

 採卵して胚盤胞0だったのは初めて。

毎月コンスタントに1個ずつ胚盤胞ゲットしてきたから、とてもショックでした。

「こんなこともありますね」と残念そうに先生が言ってくれた。

生理開始から採卵までの10日前後の努力が、事実、水の泡になった瞬間。

本当にショックです。こんな気持ちの人が世の中どころかこの病院内にも何人もいるなんて、私が言うことじゃないけど、戦友たちよ、本当に可哀想……。辛いけど、頑張るしかないんだな、みんな。


でも落ち込むのは1日だけ。

私は30代前半だけど、卵巣年齢は45歳相当らしいから、

うまくいかなくって落ち込む、今月お休みしよう……とか言ってられない。

毎日毎日30個の卵子が失われていると聞いたことがある。

一周期でも早く採卵しないと、どんどん卵子がなくなる!!という強迫観念から、翌日には切り換えて次の周期に向けてのスケジュール確認。

2020/06/02

⑤授精結果【採卵2個中→1個授精】(採卵5回目)

 5回目の採卵、授精結果の電話をもらいました。

採卵2個 → 受精卵1個

毎月1個は胚盤胞まで成長してくれたけど、今回ばかりは明るい見通しが立たない。

たった1個だと、どうしても「ダメかも」という思いが先走る。

受精卵のポテンシャルを信じるしかない。。。んだけど。