1度目の人工授精は失敗に終わる。
人工授精での妊娠率は5〜10%と狭き門。
今日は2回目の人工授精。
基礎体温は、あまり正確に取れないため、排卵検査薬を使う。
排卵検査薬は朝昼晩、とこまめに使う方が良いとのこと。
0時に LHサージが陽性 → 1日半(36h)後に排卵
つまり明日の正午に排卵。
ダメ押しで、明日もタイミングを取るようにとのこと。
(翌日1日あけて通院したら、やはり翌日に排卵していたことが分かった。)
リング、34歳主婦。妊活2年目。強刺激で採卵しても1〜4個しかとれないのが悩み。 低AMH0.15、難治性着床障害、子宮筋腫4つ、子宮内膜症、チョコレート嚢胞、子宮内膜ポリープ、抗リン脂質抗体+……色んな山を越え、赤ちゃんを迎えに行くための記録ブログ。 タイミング→人工授精→体外受精→内膜の検査もろもろ→化学流産→転院して採卵からリスタート。
1度目の人工授精は失敗に終わる。
人工授精での妊娠率は5〜10%と狭き門。
今日は2回目の人工授精。
基礎体温は、あまり正確に取れないため、排卵検査薬を使う。
排卵検査薬は朝昼晩、とこまめに使う方が良いとのこと。
0時に LHサージが陽性 → 1日半(36h)後に排卵
つまり明日の正午に排卵。
ダメ押しで、明日もタイミングを取るようにとのこと。
(翌日1日あけて通院したら、やはり翌日に排卵していたことが分かった。)
初めての【人工授精】に挑戦しました。
人工授精は多くの方が体外受精の前のステップとして実施するようで、
採取した精子を洗浄→濃縮し、チューブを通して子宮に注入するという治療法です。
……シリンジ法と変わらないのでは!?感じましたが、人工授精では精子を洗浄し良好なものだけを集めて子宮の奥まで送り届ける方法になります。
実際にしてみましたが、いつもの外来の椅子だし、痛みも全くないし、時間は5分もかからなかったことに驚きました。
緊張して構えていましたが、拍子抜け。まるでいつものエコーみたいなもの。案ずるより産むが易しとはこのことだな。
ちなみにシリンジ法ですが、実物の写真を見た方がピンとくると思います。
タイミングを図ろうにも夫婦二人分の都合や体調もあるし、人工授精を含めて不妊治療は医療費が高額。場合によってはシリンジ法に頼るのもいいものだな、と考えも変わってきました。
私は妊活を始めるまで「体外受精と人工授精は似たようなもの」だと思っていました。全然違いますね。人工授精は自然妊娠にとても近い。違いは、精子の入り方だけですからね。
そのため、担当医によると妊娠率は自然妊娠とあまり変わらないそうです。少し残念です。もっとぐんと上がるのかと思っていました。
ネットで某産婦人科のサイトを見たら、人工授精で妊娠できるのは不妊治療患者の2割、というものがありました。
赤ちゃんを抱ける日まで、どのくらいかかるかわからない。心のどこかで「そのうち妊娠できちゃうんじゃ?」という甘い期待を抱いてしまうのですが、本当のところはわからない。もしかすると今想像しているよりもはるかに長い道のりかもしれないから、なるべく感情的にならずにいきたいなと思っています。
ちょっと気になって調べてみました↓メモ↓
◎妊娠率◎
自然妊娠/人工授精……5~10%
体外受精(胚盤胞移植)……(31~33歳)35% (34~36歳)30%
顕微授精……?
今日はフーナーテストをしました。
フーナーテスト……精子と子宮頸管粘液の相性を調べる検査
朝、性交して(シャワーNG!)午前中病院へ。外来で精子を含んだ子宮頸管粘液を採取。
頸管粘液内での精子の運動率をみてもらいます。(頸管粘液自体も調べます)
エコーによると、まだ排卵はしていないとのこと。
タイミング法のための、性交の日時の指示を受けて終了。
【フーナーテスト】精子と子宮頸管粘液の相性をみる検査
卵胞が十分に育ったタイミングで性交し、外来で子宮頸管粘液を採取。頸管粘液内での精子の運動率をみる。(頸管粘液自体も調べます)
今日はフーナーテストのための、性交のタイミングを指導される日。フーナーテストと同時に【タイミング法】が開始。
エコーで卵胞のサイズを見たり、血液検査の結果を見たりして、先生が性交のタイミングをピンポイントで指導してくれます。
「土曜の夜、月曜の朝、2回タイミングをとってください。」
日にちだけでなく時間帯まで指定されるとは思わなかったので、少しびっくり。医療ってすごい……と再認識。
この検査で妊娠することもあり得るので、いよいよ妊活が始まった!という気分。
いつも、5〜6日続く生理ですが、時々生理が3日くらいでピタッと止まることがあります。
以前から不思議に思っていたのですが、ちょうど病院で聞くことができました。
エコーで見てもらって分かったのですが、結論、『内膜がスムーズに剥がれただけ』
無排卵なのだろうか、とかホルモンバランスが乱れているんだろうか、など色々考えていましたが、気苦労でした。むしろ良いことだったみたい。
なんでも専門家に聞いてみることが大事だと思いました。
卵管造影検査は、月経7〜11日目の間に行う。
子宮内腔の形や、卵管の通りを見るための検査です。
★造影剤の入り方……卵管が詰まっていないか。
★注入した造影剤の戻り方 の二点を見る検査でした。
外来の診察室で子宮にチューブだけ挿入し、歩いてレントゲン科に移動します。(歩くと変な感じしますね。)
レントゲン室で(なんだか宇宙船みたいな台に)横になり、先生が子宮に入れておいたチューブを通して卵管造影剤を注入します。
「入れる時ちょっと痛いですよー」と言われましたが、私は【全く無痛】でした。先生が上手だったのかな?痛い、痛い、と風の噂に聞くもんで非常に恐れていましたが、個人差があるようです。
横に設置されているスクリーンで、自分の子宮に卵管造影剤(色のついた液体)がビューっと入っていくのが見えました。入り方は問題なし。詰まっていないことが確認できました。
台から降りたらぼたぼたと造影剤が少しこぼれましたが、気にしなくて良いとのこと。そんなものなのかもしれません。
造影剤を注入した後【しばらくレントゲン室内をトコトコ歩くように】と指示されました。数分歩いて、先ほど注入した造影剤の戻り方を見てもらいました。あまり一生懸命に歩かなかったからか、戻り方はあまり良くなかったそうです。
妊活では些細なことも気になってしまうもので、後日「卵管造影剤の戻り方が良くなかったようで……」と聞いてみると、
【卵管造影検査の信憑性は60%くらいだから、そんなに気にしなくてもいい!】
と言われました。
なんでも、卵管造影検査で「卵管が詰まってますね」と言われた患者さんのうち6割もの人が、実は卵管、詰まってなかった!……ということらしいです。
とりあえず、卵管造影検査も無事クリア。
検査後は抗生剤が処方されます。数日間飲んで終了。
血液検査で指摘されたのが、ビタミンDの欠乏。
★ビタミンDは子宮内膜の環境を整える、着床に欠かせない栄養素。
★ビタミンD不足だと流産のリスクも上がる。
ビタミンDが妊活においてとても大切な成分だということを、初めて知りました。
現代の日本人はビタミンDが不足している人が多いそうです。私も日焼け止め塗ったり、日差しを避ける生活が当たり前になっていたから、納得です。
先生に勧められたのは、ドラッグストアで売っているビタミンDのサプリメント。「ネイチャーメイドなど」と先生が商品例を挙げたので、私はネイチャーメイドを購入しました。
大塚製薬 ネイチャーメイド スーパービタミンD(1000I.U.) 90粒
摂取量ですが、私の場合、血液検査の結果をふまえ、【ビタミンD3】を2000I.U.(通常の2倍量)飲むようにと指導されました。
ちなみにネイチャーメイドのサプリメントのボトルには「ビタミンD」としか書いていないのですが、メーカーの大塚製薬に問い合わせたところ、含まれているのは「ビタミンD3」であると確認が取れました。
妊活中の方もこれから始めようという方も、妊娠に必要なビタミンDは、早めに摂り始めることをお勧めしたいです。
血液検査で分かった、私の一番の問題。
抗ミュラー管ホルモン=AMHが低いこと。
33歳平均は5.4、私は0.6。
10分の1……ショックでした。
しかし先生曰く「卵の在庫が少ないことと、卵の質は無関係。卵が若ければ妊娠しにくいということはない」とのこと。
ただ「人より妊活に使える時間が短いと考えましょう」と。
よって先生と相談した結果、一般的にはタイミング法・人工授精を4回ほど経てから体外受精にステップアップすることが多いのですが、私はもっと早いタイミングでステップアップしていくことにしました。
タイミング方法2回→人工授精2回→体外受精
という流れで頑張っていくことに。
9月下旬。
初のエコー検査で残念な事実が2つ発覚。
1つ目は【子宮内膜症】
左の卵巣が腫れているそうで、子宮内膜症が卵巣に発症する【チョコレート嚢胞】と診断されました。まさか自分が子宮内膜症だとは……。
2つ目は【子宮筋腫 ×4個】
子宮筋腫は身内にもおり、とても大変なイメージでした。なので、え!!私も!?といった感じ。無症状なものですね。子宮は沈黙の臓器、と先生もおっしゃっていました。
子宮筋腫も数種類あり、内側にぼこっとでていて着床の妨げになるものとそうではないものがあるそう。私の場合はどれも外側に出ているもので、妊娠の邪魔になるものではない、と判断されました。
「生理の出血量は多い方ですか?」の質問、いつも困っていました。だって、誰と比べるわけじゃないのに、多いかどうかなんて分からないですもんね。
私は普通だと思い込んでいましたが「ナプキンが一時間もたない人は出血量が多い」そうです。2日目、3日目だから漏れてしまうのではなく、正常な出血より量が多いから普通のナプキンでは間に合わないのだと、初めて気がつきました。
子宮内膜症の知人は数人いますが、皆オペを経験しています。
いつか私もそうなるんだろうな、と思いました。
血液検査で感染症とクラミジア抗体の検査を受けました。( 生理と関係なくいつでも受けられる検査です。)
血液検査……HIV(エイズ)、梅毒、B型肝炎、C型肝炎の感染と、クラミジア抗体検査によりクラミジア感染したことがあるかどうかを調べる。
クラミジアは無症状の性感染症で、感染したまま放っておくと卵管が詰まったりして不妊の原因になるそう。
検査結果は全て問題なし。
4日間の禁欲を経て、精液の検査。
精子の濃度・運動性を調べる。全て問題なし。
不妊治療にはもちろん男性患者もいるため、静液採取のための個室があります。精液を持参する人もいれば、病院で採取する人もいるようです。
「妊娠に向けていろいろ検査してもらいたい」と電話で予約し、病院の産婦人科を受診しました。(不妊治療の外来もあるのに、よく知らず、普通の産婦人科を受診した)
検査内容は【血液検査】と【子宮頸部細胞診】です。
血液検査……女性ホルモン、甲状腺刺激ホルモンなどを見ます。
子宮頸部細胞診……いわゆる子宮頸癌の検査。産婦人科の外来の診察室で細胞を採取。痛みはなく、シンプルで短時間なものでした。
結果は郵送で届きました。異常なし。
まだまだ検査は続きます。
32歳、5月
「よし妊活を始めよう!」と思い立って最初にした検査は【風疹】の抗体検査。
風疹は妊娠初期にかかると、生まれてくる赤ちゃんが【難聴、心疾患、白内障、緑内障、精神的・身体的な発達の遅れ】など様々な障害をもつリスクが高くなります。
近所の内科に予約し、夫婦で受けてきました。
夫は64倍でOK、私は38倍ということでギリギリOKという感じでした。(→11ヶ月後、改めて検査してみると、抗体が8に!麻疹・風疹混合ワクチンを打つことになりました。)
先生によると「予防接種を受けても抗体ができない人もいる」とか。
それに計画的に妊活をする前に、自然と授かった人はそもそも予防接種を受けるタイミングもない。そういう人はかからないようにするしかないんだよ、とおっしゃっていました。
風疹の予防接種は生ワクチンのため、2ヶ月間の避妊が必要。でも妊活にはリミットがあるのも事実。
先生は、安心のために受けることを勧めるけど、妊娠を急ぐ人に「絶対にしなさい」とは言わないそうです。
33歳、妊活開始。
低AMH、子宮筋腫4つ、子宮内膜症、チョコレート嚢胞、卵巣嚢腫、子宮内膜ポリープ、抗リン脂質抗体+……
問題は様々抱えていますが、それは誰だって同じ。「赤ちゃんを迎えにいく」ような気持ちで、妊活がんばっていきます。
これまで1年ほど病院にかかり、各種検査、人工授精2回、採卵5回、体外受精2回、子宮内膜ポリープ除去手術など不妊治療のあれこれを経験しました。
記録をもとに振り返り、妊活開始当初から少しずつ記事にしていきたいと思います。
色んな書籍を元に、妊娠にまつわる医学情報、栄養素、 サプリメント等についてのメモ。
★コレステロール(妊活〜妊娠初期)
低コレステロール=卵巣予備能の低下!→コレステロールを上げる食品を食べる。
妊娠にはコレステロールが必要。(→卵黄、イカ、たらこ、ウナギなど)
妊娠にやせすぎは不利。肥満も不利。
★糖質制限で卵子の老化防止
糖化=AGE(体のコゲ)の蓄積→体外受精の成績悪くなる。
AGEが蓄積すると、30代後半で採卵できる卵子の数がぐーんと減る。
1日の食事で【糖質量40%以下】&【タンパク質量25%以上】で、妊娠率4倍UP!
★ビタミンD3(妊活〜妊娠初期)
子宮内膜の環境を整える=着床に必要
卵胞中のV.D濃度が1ng/ml上がると、妊娠率6%UP!
V.D不足→流産率UP
抗リン脂質抗体+の人は、V.D不足してることが多い。
★鉄分(ヘム鉄)(妊活〜妊娠初期)
子宮内の粘膜を作る。鉄分が十分にあれば、着床しやすい子宮に
◎ V.Cと一緒に摂るとGOOD!
× タンニン、食物繊維はNG!(→玄米、コーヒー、お茶は一緒に摂らないこと!)
歯周病、腸内環境が悪い→鉄分を吸収しづらい。
美肌にも……コラーゲンの生成には【鉄・タンパク質・V.C】が不可欠。
★ビタミンB群(妊活〜妊娠初期)
☆ビオチン →欠乏すると奇形。過剰症なし。
☆B6 →生理痛、PMS(英国では治療薬)つわり予防、つわり軽減。
……授乳期に母乳のB6が少ないと、赤ちゃんが夜泣きする。
☆B12 →葉酸を活性化。増血作用(葉酸とset)→動物性食品(肉・魚)
★葉酸(妊活〜妊娠初期)
妊娠前から摂る!
B12とセットで摂る!
妊娠発覚時期=1ヶ月半(6week)に赤ちゃんの脳・神経を作る。(V.B12とsetで)
増血作用(B12とset)
★コエンザイムQ10(妊活〜妊娠初期)
不足 → 動悸、息切れ、疲れやすい、冷え性(加齢とともにCoQ10不足になり起こる)
★ビタミンE(妊活〜妊娠初期)
★ビタミンA(妊活〜妊娠初期)
子宮環境を整える
妊娠判明する頃=妊娠1〜2ヶ月、特に必要。
不足 → 赤ちゃんが粘膜や弱く、感染症になりやすくなる。
妊婦の多くはV.A不足。米国では赤ちゃんのトラブル予防のため、積極的にV.Aを摂るように指導。
合成V.Aに注意。胎児の奇形性あり。天然のV.Aには催奇形性はない。薬、サプリは合成が多取らないように。
※V.A誘導体(ニキビ薬)は妊娠前、妊娠中に禁忌。胎児に奇形が起こる危険性。
モロヘイヤ・カボチャなど緑黄色野菜のβカロチンはV.Aを活性化。
★ラクトフェリン
子宮内フローラにおいて、ラクトバチルスが90%以上だと、妊娠しやすく・流産しにくい。
ラクトバチルスは、乳製品やぬか漬けで取れる。
★レスベラトロール
★イノシトール